プロダクトガバナンスに関する方針(補充方針4)

(補充方針4)商品の評価・改善等

当社は、運用中のファンドの実際の投資パフォーマンス(実績値)と想定した計画値との乖離、お客様からの苦情、建物・設備の故障・不具合やテナント・トラブル等のネガティブ情報について、継続的に検証・分析を行って、投資戦略・ビジネスブラン等の修正・見直しのほか、商品設計・組成や販売勧誘等の業務活動の改善につなげていきます。

方針の具体的な内容・取組状況等

● 商品設計・組成後の対応
ファンド等の運用期間中においては、各委員会による審議や内部監査による検証により、裏付資産である不動産資産や投資スキーム等の商品性、各業務プロセス等が、法令等や社内ルールに遵守することで、実効性を含め適切かつ妥当であるか評価・分析し、仮にそうなっていない場合は改善策を検討する等、提供する商品サービスや組織体制・業務プロセス等の修正・見直しを行います。
また、委託販売業者に委託する際は、上記の点を含む商品性の検証や課題、実際に投資したお客様と当初想定した投資家層の属性との差異等について、必要かつ十分な情報共有を図り、連携を図って、継続的に検証・分析を行い、次回以降の商品設計・組成や販売勧誘等の業務活動の改善につなげていきます。
なお、現時点において、当社が商品設計・組成した不動産関連ファンド等に関して、ファンド等の運用管理を外部の第三者(以下「委託運用業者」といいます)に委託する可能性は低いですが、仮に委託運用業者に委託する際は、委託販売業者と同様に、必要かつ十分な情報共有を図り、連携を図って、継続的に検証・分析を行って、より最適な商品サービスをお客様に提供できるよう努めます。